一つのスイッチで入力する度に出力の状態を反転させることができます。
タッチパネルなどのモード選択などで活用することが可能です。
プログラムはKEYENCE KV Nanoシリーズで記述しています。
デバイスと命令の説明
KEYENCEに馴染みのない方への簡易説明になります。
詳しくはメーカーのマニュアルを参照してください。
R000~
R500~
MR
DM
DIFU
INC
MOV
入力リレー
出力リレー
内部リレー
内部レジスタ
実行条件の立ち上がりで1スキャンのみONします。
デバイス値に1を加えます。
左側の値を右側のデバイスに格納します。
プログラムと動作
オルタネイト回路を利用した方法

LD R000
DIFU MR000
LD MR000
ANB R500
LDB MR000
AND R500
ORL
OUT R500
出力「R500」がOFFの状態でスイッチ入力「R000」ONをすると、
出力「R500」がONし自己保持されます。
出力「MR500」がONの状態でスイッチ入力「R000」ONをすると、出力「R500」がOFFします。
CPU電源OFFでも保持したい場合、停電保持できるラッチリレーなどを使用する必要があります。
ワードデバイスを利用した方法

LD R000
MPS
@INC DM0
MPP
AND> DM0 #1
@MOV #0 DM0
LD= DM0 #1
OUT R500
スイッチ入力「R000」をONをする度に出力情報「DM0」の値が0→1→0→1・・・
と交互に変化します。
出力情報「DM0」が1の時、出力「R500」がONします。
スイッチ入力「R000」をONをする度に出力情報「DM0」の値が0→1→0→1・・・
と交互に変化します。
出力情報「DM0」が1の時、出力「R500」がONします。
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